48人が争う大激戦の愛知県豊橋市議選(定数36)で日本共産党は、同市区から県議会議席を奪還した下奥奈歩氏の勝利を力に、現職の斎藤ひろむ、鈴木みさ子、中西みつえ3候補の必勝へ全力を挙げています。市民運動と結んだ論戦で18歳までの医療費無料化や市営住宅への風呂釜。給温器設置など市政を動かしてきた「宝の3議席」です。
今回はれいわや参政党も参戦し、若い候補者も林立する大混戦。争点は学校給食無償化と災害リスクのある地域へのアリーナ建設問題で、無償化期間を短縮し、アリーナの住民投票も門前払いにした自公に怒りが広がっています。
地元紙の調査では給食無償化に「賛成」、アリーナ建設に「反対」の現職候補は共産党と無所属1人だけ。県議選では同じ立場の下奥氏が論戦をけん引し、「折り入って作戦」で党員の3倍の担い手を広げた底力で競り勝ちました。
(4月22日 しんぶん赤旗)