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県議奪還を跳躍台にして 豊橋市

市議選勝利めざす(左2人目から)鈴木、齊藤、中西の3予定候補と本村(左)、下奥(右)両氏=10日、愛知県豊橋市

 愛知県豊橋市議選(定数36)で、日本共産党は下奥奈歩氏の県議席奪還の勢いをばねに、4期目をめざす斎藤ひろむ(51)、3期目をめざす中西みつえ(63)、同じく3期目をめざす鈴木みさ子(65)の現職3氏の勝利で、議案提案権を持つ現有3議席を何としても確保しようと、候補者を先頭に奮闘しています。

 選挙戦は47人の出馬する多数激戦の様相です。

 10日早朝、3予定候補は豊橋駅前で、県議選で勝利した下奥氏、本村伸子衆院議員とともに宣伝し、県議選勝利を報告し、市議選での支持を呼びかけました。

 豊橋市では、市が市民無視で新アリーナの計画をすすめ、市長が来年3月末までの学校給食の無償化提案に、自民・公明が9月末で打ち切るよう修正案を可決したことから自公への批判が高まり、市民の声を議会に届ける共産党へ期待する声が高まっています。

 3予定候補は新アリーナ建設中止、給食費無償化の恒久的実施、国保税引き下げなど公約を掲げ、「暮らし、福祉を守ることこそが市の役割。数の力にものを言わせる自公の横暴ストップに党市議団3人全員の当選へ力を貸してほしい」と訴えました。

(4月12日 しんぶん赤旗)