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愛知 空白克服 下奥氏 全力で県政転換

支援者とともに当選を喜び合う下奥氏(中央)=9日深夜、愛知県豊橋市

 愛知県議選では、下奥奈歩氏が豊橋市(定数5、立候補8人)で議席を奪還し、党議席の空白を克服しました。

 下奥氏は1万2008票を獲得し、5位で当選。減税、連合愛知推薦の現職2氏が落選。下奥氏と自民現職3、公明新人になりました。

 大勢が判明した9日深夜、下奥氏は集まった支援者とともに喜びを分かち合い、「若い人の反応が日に日に強くなり、SNSや『折り入って作戦』、JCPサポーターが大きな力になった」と強調。「学ぶことをあきらめなくていい教育、誰もが輝けるジェンダー平等の社会を実現する。大企業奉仕、大型開発優先の大村県政にモノを言う日本共産党としての役割を果たし、県民の思いを受け止め全力を尽くす」と話しました。本村伸子衆院議員も駆け付け一緒に万歳しました。

 西区(定数2、立候補4)の鷲野恵子氏は前回よりも得票数・率ともに増やし8312票を獲得しましたが、議席獲得できませんでした。鷲野氏は支援者に「前回以上の得票をいただき、感謝を申し上げます。議席には届きませんでしたが、掲げた公約実現へ引き続きがんばりたい」と語りました。

 名古屋市緑区の古川誠氏、一宮市の板倉正文氏、新城市・北設楽郡の浅尾大輔氏は及びませんでした。

(4月11日 しんぶん赤旗)