愛知県議選(定数102)で日本共産党は2議席以上の獲得で全国唯一の議席空白克服をめざします。
県議選の様相は、現新元が多数乱立する大激戦です。立候補は、共産党5、自民61、立憲13、公明6、国民5、減税13、維新5、社民1、参政1など150人前後の予定。「大型開発優先、大企業奉仕の大村県政に追随するオール与党」対「対決と提案で住民の切実な要求を実現する日本共産党」で対決構図は鮮明です。
大村県政は全国2位の財政力を暮らしに回さず、大企業奉仕と大型開発に熱中。一方で、教育や福祉、医療にかかる予算は全国最低クラスです。党議席がないことで大村知事の提案には、すべての政党・会派が賛成し、「反対討論」もない異常事態が続いています。党県議がいた2015年からの4年間で92件あった請願は、党県議がゼロになって以降14件に激減し、議会としての役割が失われています。県民の声を届け、要求を前進させてきた日本共産党議席の値打ちが際立っています。
愛知県は軍需産業が多く、F35戦闘機の整備拠点、ミサイル製造工場など岸田大軍拡の中心にあります。「戦争国家」をめざす岸田自公政権に対して、「正面から対決できるのは日本共産党しかいない」と県民の期待が広がっています。
(3月29日 しんぶん赤旗)