インボイス中止などを訴え行進する業者ら＝13日、名古屋市西区
３・１３重税反対全国統一行動が13日を中心に各地で取り組まれ、納税者が集会やデモ、集団申告などを行いました。
■ 「命令制度」廃止せよ
名古屋市西区の重税反対集会では中小業者ら70人が参加し、デモ行進で消費税減税、インボイス制度導入中止、税務相談停止命令制度（命令制度）廃止を訴えました。民商、年金者組合、新日本婦人の会などでつくる実行委員会の主催。
林雅秀実行委員長は「インボイスが今年１０月にも導入予定で、業者の自主申告運動を弱体化する『命令制度』創設も狙われている。小規模業者は影響が大きい。力を合わせて廃止させよう」と呼びかけました。
日本共産党のわしの恵子県議予定候補、加藤ゆうき市議予定候補が参加。井上哲士参院議員、本村伸子衆院議員のメッセージが紹介されました。
参加したうどん屋店主（８４）は「お昼のお客は戻ってきたが、夜はさみしい。価格転嫁もしづらい。インボイスでもっと大変になる」。運送業の経営者（６４）は「コロナの影響で売り上げは８割落ちた。戻る見込みもなく、先が見えない。インボイス廃止、消費税減税をやってほしい」と話しました。
（３月１５日 しんぶん赤旗）