愛知県豊橋市の豊橋駅前で12日、「つながろう福島 なくそう原発3・11追悼・東三河市民集会」が開かれ、市民ら75人が「原発ゼロ基本法を実現しよう」の横断幕や「原発汚染水を海に流すな」と書いたボードを掲げアピールしました。日本共産党の、しもおく奈歩前県議、豊橋市議団が参加しました。
集会で安間慎代表世話人は岸田政権が原発再稼働と老朽化原発の60年超延長を進めることを批判し、「原発回帰を打ち破るため力をあわせよう」と述べました。
リレートークで新日本婦人の会豊橋支部は「集会前に老朽原発の60年超運転と福島原発の汚染水海洋投棄の賛否を問うシール投票を行った。9割以上が反対だった」と報告。関東からの避難者は「原発事故人権侵害訴訟をたたかっている。多くの支援を」と訴えました。
集会後、「原発再稼働反対」、「原発の新増設やめよ」と唱和しながら市内をデモ行進しました。
デモに参加した人は「12年たっても福島の人たちは苦労しているのに国の原発推進は問題だと思う。浜岡原発(静岡県御前崎市)から豊橋市は80㌔圏内。東海地震の直撃が予想される浜岡原発は廃炉にしてほしい」と語りました。
(3月14日 しんぶん赤旗)