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梅見客ら次々署名 大軍拡ノー各地で

大軍拡・大増税に反対し署名する人達=4日、名古屋市天白区

 名古屋市天白区の「しだれ梅まつり」で賑わう農業センター前で4日、9条改憲NO!憲法を生かす天白の会と天白区9条の会連絡会が共同で大軍拡・大増税に反対のロングラン宣伝をしました。

 日本共産党の田口かずと市議や9条の会の会員らのべ30人以上が参加し、「平和も暮らしも壊す大軍拡・大増税にNO」、「戦争やめて」などと書いた横断幕やボードを掲げ、訪れた人に署名を呼びかけました。

 田口氏らが次々とマイクを持ち、「物価高やコロナ第8波で苦しむ国民の声を無視して岸田政権は5年間で43兆円の大軍拡と大増税を進め、国会で審議中の来年度予算では米軍兵器の爆買いをしようとしている」「日本の軍拡は近隣諸国との軍事的緊張を高め、軍拡競争になる。憲法9条を持つ国として外交努力こそ重要。戦後日本の国のあり方を大転換させる大軍拡・大増税に反対の声をあげよう」と訴えました。

 花見客らが次々と足を止めて署名しました。孫2人と訪れた篠原賢治さん(71)は「防衛費増額のため国債を発行すると報道で見た。孫の世代に負担を負わせることはやめるべきだ」。自動車関連の下請け会社員(54)は「今年の春闘で中小企業は物価高に追いつかない低いベースアップ。トマホークなど高い米国製武器を買う金を中小企業支援に回すべきだ」と語りました。

 ヘルプマークを付けた人は「障害年金と週3回のパートで生活している。岸田首相は『国民の声を聞く』と言うが財界などの声を聞くが障害者をはじめ弱者の声を聞かない。岸田首相は早く辞めてほしい」と話し署名しました。

(3月7日 しんぶん赤旗)