愛労連(愛知県労働組合総連合)は4日、名古屋駅前で全労連が呼びかけた「最賃デー」に呼応し、「最賃引き上げローカルビッグアクション」に取り組みました。組合員20人が参加し、「最低賃金を全国一律1500円に」とアピールする横断幕を掲げ、駅利用者に署名を呼びかけました。
愛労連の西尾美沙子議長らが「昨年からの食品値上げが止まらない。2月の値上げは5千品目を超える。物価高騰はパートやアルバイトなど最低賃金で働く人たちを直撃している。物価上昇から生活を守るため最賃大幅引き上げが必要」「最賃の地域間格差が問題。愛知の986円に対し、岐阜910円。三重933円。地域間格差の是正が必要。全国一律1500円に」と訴えました。
署名した女性(54)は、「飲食店で皿洗いのパートをしている。時給1050円。最賃が1500円以上になるとうれしい」。岐阜から名古屋の大学に通学する大学生は、「コンビニでバイトしている。岐阜の最賃は愛知より低いため同じコンビニチェーンでも岐阜の店の時給が安いので名古屋の店でバイトしている。全国一律になれば自宅近くでバイトができる」と話しました。
(2月6日 しんぶん赤旗)