愛知県知事選(2月5日投票)で尾形けいこ候補=日本共産党推薦=は27日、知多半島を駆け巡り、「脱炭素産業促進、環境破壊につながる大型プロジェクト中止で福祉、教育最優先の県政に変える」と訴えました。各地で日本共産党の議員らが参加し、「福祉、医療、教育充実の県政へ、尾形さんを押し上げよう」と支持を訴えました。
尾形候補は、日本最大級の武豊火力発電所前(武豊町)で演説し、「大村知事は温室効果ガスを2030年までに13年度比46%削減するというが、大量に電力を必要とするリニア中央新幹線を推進するなどまったく逆行している」と批判。「日本は温室効果ガスの排出量が世界で5番目。そのなかでも愛知は日本一。環境を守るために愛知の責任は重大です」と強調。
「温室効果ガス排出量ナンバーワンから脱炭素産業ナンバーワンの県政をめざす」として、「全国2位の財政力の無駄遣いをやめ、省エネ、自然エネルギーへの転換で光熱費ゼロ住宅をめざす。大きく支持を広げ、押し上げていただき、開発優先の県政を変えよう」と話しました。
そのうえで岸田政権の戦争する国づくりを批判し、「43兆円もの防衛費のために福祉削るな、大増税するなの声を託していただき、岸田政権ノーの意思を示そう」と呼びかけました。
(1月28日 しんぶん赤旗)