2月5日投票の愛知県知事選挙で尾形けいこ候補=無所属、日本共産党推薦=を推薦している愛知県医労連は「県政を変え、医療・介護の充実を」と病院前宣伝や対話・支持拡大に奮闘しています。
選挙戦は、尾形候補と現職の大村秀章氏との事実上の一騎打ちです。
24日朝には、名古屋市瑞穂区の名古屋市立大学病院前で宣伝しました。組合員が「尾形候補はワンオペをなくし、ケア労働者の賃上げを公約に掲げています」「愛知県の人口1人当たり看護師数は全国で最低クラス。県政を変え看護師を養成する奨学金の復活・充実を実現しましょう」と訴え、出勤する職員や通院する患者に法定ビラを配布しました。
「応援しているよ。がんばって」と声をかけた通行人(54)は「物価高で県民は困っているが国と同じで県も何の対策もやらない。開発事業に使う税金を県民のために使ってほしい」、病院職員は「コロナ感染だけでなくインフルエンザ流行で医師や看護師は過重労働になっている。県は抜本的な医療の改善をしてほしい」と話しました。
通院患者(72)は「年金は減り、物価高、国保料や医療費も高い。県は国保料引き下げのため独自の補助制度をつくってほしい」。先月まで入院し今はリハビリで通院している人(67)は「入院中、夜間に看護師はナールコールが鳴るたびに走り回っていた。休憩も十分に取れてないようだ。医療ミスを防ぐために県は早急に医療職員を増員するべきだ」と言いました。
(1月23日 しんぶん赤旗)