日本民主青年同盟愛知県委員会は20日、豊川市で初めて学生らに食料支援する「ほこほこ愛知プロジェクト」に取り組みました。
会場のJR豊川駅前には地元市民の協力で、学生向けの米、野菜、レトルト食品のほか、困窮する市民ための紙おむつや新品の衣料品が並べられました。寒風が吹く中、学生をはじめ小学生から高齢者まで50人以上が訪れました。
下校中の高校生は「夜食用にカップめんをもらいます。先月から値上がりしたので助かります」。野菜を袋いっぱいに入れた学生は「野菜の値段が上がっているので持って帰ると親が喜ぶと思う」と話しました。
小学1年生は「今年生まれた妹用に紙おむつをいただきます」。ヘルプマークを付けた人(72)は「少ない年金の足しに働きたいが心臓が悪くて働けない。物価高でありがたい」と言いました。
アンケートに応じた高校3年生は「戦争になれば若い自分たちが真っ先に戦場に行く。平和が大切」。飲食店に勤める人は「客足はコロナ前に戻っていない。国は支援策を早くやってほしい」と話しました。
(12月23日 しんぶん赤旗)