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尾形予定候補で県政転換 愛知県知事選決起集会400人決意

会場の声援にこたえる尾形氏(中央)、榑松代表(左端)ら=2日、名古屋市熱田区

 愛知県の革新県政の会(日本共産党も参加)は2日、来春の愛知県知事選(1月19日告示、2月5日投票)へ決起集会を名古屋市内で開き、尾形けいこ氏(65)=新=の勝利へ、400人が決意を固めあいました。

 榑松佐一代表は「大村県政はコロナ対策、物価高、気候危機に逆行し大型開発、大企業奉仕に熱中している。尾形さんを必ず勝利させ、県民の声に応える県政に転換しよう」と呼びかけました。

 尾形予定候補は「ストップ気候危機、安心のくらし、ジェンダー平等」の政策の柱を紹介し、「県民一人ひとりの暮らしを守り、よくしていくことが行政の役割。必要のない大型開発はやめて、財源を県民の生活向上に回す。愛知、地球、未来を守るために知事に押し上げてください」と訴えました。

 各分野・団体から「私の要求」アピール。「先生が安心して働き生徒に寄り添える教育の実現を」、「業者はコロナ前の売り上げに戻っていない。希望が持てる愛知に」、「看護師、介護職員の人手不足、処遇改善で命を守る県政に変えて」など12人が発言しました。

 市民団体や日本共産党、緑の党・東海、れいわ新選組の各政党の代表があいさつしました。

 行動提起で「広範な市民と野党の共同で県民に訴えつくし、総力をあげてたたかおう」など呼びかけました。

 県知事選には、現職の大村秀章氏(62)=自民、公明、立民、国民、連合愛知推薦=のほか、新人2氏が立候補を予定表明しています。

(12月4日 しんぶん赤旗)