ニュース

全ての世代に安心を 名古屋で演説会 鈴木市議予定候補が決意

激励に応える(左から)さいとう、鈴木、井上の各氏=26日、名古屋市名東区

 来年の名古屋市議選名東区(定数5)で、日本共産党の、さいとう愛子市議に代わる新人の鈴木あやこ予定候補(25)を市議会に送りだそうと同区内で26日、井上哲士参院議員を迎えて演説会が開かれました。

 鈴木氏は「ジェンダー平等に関心があり、日本共産党のジェンダー平等の政策や取り組みを知り、共に運動しようと入党しました」と自己紹介。「食料支援など青年・学生の運動に取り組んできました。物価高騰でさらに青年・学生の生活は厳しくなっています。高齢者は年金が減り、上がり続ける国保料や介護料の負担が大変です。国と同じく名古屋市もコロナや物価対策を十分にしていません。国保・介護保険料の引き下げ、奨学金の返済支援制度などを実現し、すべての世代が安心して暮らせる市政にするため議会に送り出して下さい」と訴えると満席の会場の大きな拍手に包まれました。

 さいとう氏は前日25日の市議会で難聴者への補聴器購入の助成を求めた質問を紹介し、「前回獲得の5議席以上に党議員を増やし、市民要求を実現させましょう。鈴木予定候補に必ずバトンを引き継ぐため全力をあげます」と語りました。

 井上氏は、政治の潮目が変わった国会の様子、「政治とカネ」の問題による相次ぐ大臣の辞職、統一協会と地方議会の関わり、党の物価高騰対策、九条を生かした平和外交など

を報告し、「国の悪政から住民を守るため、共産党の地方議員を増やしましょう」と強調しました。

(11月29日 しんぶん赤旗)