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各地で民青食料支援 生活苦の学生多いと感じた 愛知

食料を選ぶ学生=24日、愛知県半田市

 日本民青同盟愛知県委員会は24日昼、半田市の日本福祉大学半田キャンパス近くで、困窮学生に食料支援と生活相談をする「ほこほこ愛知プロジェクト」に取り組みました。同キャンパス近くでの開催は2回目です。

 卒業生や地元市民から寄せられた生鮮野菜、レトルト食品、日用品などを並べ、「遠慮なく持っていってください」と声をかけます。

 昼休み中の学生が「無料でもらっていいの」と次々と訪れました。

 健康科学部の2年生は「コロナ禍で親からの仕送りもアルバイトも減って生活が大変。助かります」。友人から聞いて訪れた1年生は「食品の値上がりで安いカップ麺やレトルト食品ばかり食べている。柿やミカンの果物は久しぶり」と喜びます。

 学生アンケートに、「国はコロナ対策を十分にやってほしい」と書いた3年生は「コロナ第8波がきている。感染が広がると昨年のようにオンライン授業になり、先輩のように施設実習もできなくなる」と語りました。

 1年生スタッフは「美浜町や東海市のキャンパスでは何回も開いている。半田では1年ぶり。何人が来るか心配したが多くの学生が来た。生活の苦しい学生が多いと感じた。今後も開催したい」と語りました。

(11月26日 しんぶん赤旗)