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ロシアの侵略 青年ら抗議 名古屋

雨の中、ロシアよるウクライナ侵略に抗議する青年ら=23日、名古屋市中区

 名古屋市中区の繁華街で23日夕、ロシアによるウクライナ侵略に抗議するスタンディングが取り組まれました。強い雨が降るなか、15人が参加し、「NO WAR」のバナーを掲げ、アピールしました。

 青年有志でつくる「Peace For Ukraine」が2月27日から始め、今回で11回目。

 参加者がスピーチ。名古屋市在住の古川大暁さんは「厳しい寒さの冬を迎えるときロシア軍はウクライナのインフラ設備を破壊した。電気もガスも使えない、いつミサイルが飛んでくるかわからない不安のなか暮らしている。ロシアを世界的な世論で包囲していくために、一人ひとりが声をあげていくことが大事」と呼びかけました。

 澤村暁世さん(33)は「一部の権力者が始めた戦争で犠牲になるのはいつも市民。戦争が始まれば、勝ち負けなんてなく、お互いに犠牲があって傷つくだけ。ロシアは一刻も早く撤退を」。

 ウクライナ南部オデーサに友人がいる女性(40)は「友人は学生でオンライン授業しかできない。停電で丸2日連絡が取れなかった。家に発電機を置かないといけない状況。私もチャリティーに参加し、ウクライナの支援をしている。少しでも協力してほしい」と話しました。

(11月25日 しんぶん赤旗)