ニュース

尾形さんと愛知変える 革新県政の会が協定

調印した協定書を手にする(右から)尾形氏と榑松代表=16日、名古屋市熱田区

 愛知県の「革新県政の会」(日本共産党も参加)は16日、名古屋市内で臨時総会を開き、来年1月19日告示(2月5日投票)の県知事選に出馬表明している尾形けいこ氏(65)=新・無所属=の推薦を決定しました。尾形氏と政策・組織協定を調印し、参加者は大きな拍手でこたえました。

 尾形氏は、「緑の党・東海」共同代表を務め、脱原発、気候危機、ジェンダー平等の運動に尽力してきました。

 尾形氏は「防災対策、社会保障強化、格差・貧困、あらゆる差別を克服し、平和と民主主義を実現することが未来世代への責任です」と強調。「大村県政は与党に支えられ、地元の利益にならない大企業優先の公共投資を続け、気候対策に逆行しています。県民に別の選択肢があることを示したい。幅広い市民、団体、政党のみなさんと力を合わせてかえていく」と話しました。

 榑松佐一代表が経過報告し、「尾形さんを知事候補として推薦し、市民の共闘をこれまで以上に広げていこう。岸田政権に追随し、県民の願いを軽視する大村県政を変えよう」と呼びかけました。会は、「コロナ感染症の教訓をいかし、物価高騰への対応を行い、県民の所得向上を柱に、県民生活を支える経済に転換する」として、六つの柱・113項目の「基本政策」を決定しました。

 尾形氏は、日本共産党愛知県委員会と近く、政策協定を結ぶことになっています。

 知事選には、現職の大村秀章氏=自民、立民、国民、公明、連合愛知推薦=のほか、新人2氏が立候補を表明しています。

(11月18日 しんぶん赤旗)