■ 小池晃書記局長迎え街頭演説 名古屋
来年の統一地方選で全国唯一の日本共産党県議の空白克服をめざし、名古屋市で小池晃書記局長を迎えた街頭演説(26日)がおこなわれました。県議選名古屋市西区(定数2)で議席奪還をめざす、わしの恵子前県議の気迫の訴えや、田口かずと市議団長をはじめ名古屋市議予定候補(13人)が勢ぞろいに、聴衆から大きな拍手が送られ、「そうだ。その通り」のかけ声も飛び交い、熱気に包まれました。聴衆から寄せられた党への期待の声を紹介します。
〇…仕事帰りに立ち止まり演説を聞いていた青年(27)は「共産党の演説を聞くのは2回目。最初は同じ名古屋駅前で志位和夫委員長だった。志位さんの話はよくわかり面白かった。今回も帰りの電車を遅らせて聞くことにした。特に統一協会について共産党の考えを聞きたかった。岸田首相は山際大臣の辞任だけで逃げ切ろうとするのは責任逃れで無責任。統一協会協会と政治家の関係を徹底的の解明してほしい」と期待を語りました。
〇…南区で飲食店を営む男性(57)は「物価高騰で仕入れ食材の値上がりで儲けがでない。岸田首相は物価対策を『やるやる』と言うが優柔不断で何もしない。国に代わって県が支援してほしいが県も国と同じ。小池さんが話したように、コロナ禍で経営が厳しい時、県に支援を求め請願署名を取り組んだが紹介議員がいなかった」と苦しい実態を語り、「共産党議員がいないと零細業者の意見が議会に反映しない。わしのさんを議会に押し上げたい」と力を込めました。
〇…中村区の会社員は「物価は上がっているけど賃金は上がっていないから生活は大変。私たちの税金を大型開発推進ではなく、暮らしを助けるために使ってほしい。住民生活を一番に考えているのが日本共産党の議員だと思う。県民のための政策を進めてほしいし、『オール与党議会』の監視役になってほしい」と語りました。
〇…「愛知県だけ共産党県議がいないことがショック。女性の議員も少なすぎる。わしのさんには、ぜひ再選してほしい」と話すのは、知人と演説会を聞きに来た中川区の女性(71)。「統一協会と自民党議員との癒着が次々と明らかになり自民党に嫌気がさしている。マイナンバーカードやインボイスもやめてほしい。日本の将来をつぶしている」と憤ります。知人の女性は「給料を上げて、消費税を下げる共産党の政策に期待している」と話しました。
〇…元看護士(76)は「小池さんの演説を初めて聞いた。迫力があり、わかりやすかった。県議会に共産党の議席がないと私たちの声が届かないことがはっきりした。コロナに感染し、体力が落ち病院に通院しているが10月から医療費が倍になった。医療現場を知っているので、コロナ禍での医療崩壊を実感し不安。今の政治を変えてほしい」。
〇…20代の大学院生は、小池氏が来ると知り演説を聞きに来ました。「9条を守るという話は、僕の思想・信条と重なり良かった。今の日本で9条変えてしまうのは絶対あかん」「共産党の言うことは当たり前のことばかりなので、誤解とかの改善に取り組んで、若い人にも浸透していってほしいと思う」と語りました。
(10月28日 しんぶん赤旗)