名古屋市中区の繁華街で23日夕、ロシアによるウクライナ侵略に抗議するスタンディング行動が取り組まれました。「ロシアのウクライナ侵略に抗議します」の横断幕や「NOWAR」のバナーを掲げた日本の青年やウクライナ出身者ら70人以上が参加しました。
青年有志でつくる「Peace For Ukraine」の呼びかけで、ロシア侵略後の2月27日に抗議行動を始め、今回で10回目です。
参加者が次々とスピーチ。日本ウクライナ文化協会の川口リュドミラさんは「ロシアにより発電所などインフラ設備が破壊され停電・断水が大規模に起きている。日本より寒さが厳しい冬を前に市民を苦しめるロシアの蛮行は許されない。一日も早く戦争が終わるように協力をお願いします」と話しました。
池田幹人さんは「ロシアによるウクライナ侵略から8カ月。長引く戦争で市民生活は厳しさを増すばかり。平和を願い、戦争反対の声を上げ続けることが大切。一緒に抗議の声を上げましょう」と訴えました。
ウクライナ支募金にも、通行人や買い物客らが次々と募金に協力しました。お小遣いを募金した小学校5年生の藤原翔太君は「テレビニュースで壊れた学校の前で泣いているウクライナの子どもを見た。自宅も焼け学用品が無くなったと放送していた。早く平和になって勉強ができるようになってほしい」と話しました。
(10月26日 しんぶん赤旗)