名古屋市中川区の尾頭橋商店街で12日夜、提灯(ちょうちん)を手に「統一協会の徹底解明」、「物価高騰から暮らしと営業を守れ」と訴えるデモが行われました。
主催は「ちょうちんデモの会」。2012年8月から毎週水曜日、その時々の問題を掲げて実施しています。日本共産党の、えがみ博之名古屋市議も参加しました。
参加者は「統一協会と政治家の癒着追及」、「消費税5%に」などと書いた手作りのプラカードを掲げ、「統一協会徹底追及」と唱和しながら買い物客らにアピールしました。
終点で参加者が提灯とプラカードを掲げスタンディング。手を振って激励した男性(69)は「統一協会は宗教団体だとして税金が優遇されている。インチキ宗教団体は、オウム真理教のように解散させるべきだ」と話しました。
商店街で買い物をしていた女性(68)は「今月から多くの食品が値上がりした。寒くなってきたので暖房費も増える。政府の対策は遅い。消費税率引き下げなど即効性のあるものにしてほしい」。商店主は「国の物価対策はなってない。俺たち零細店は仕入れ値が上がってもお客が逃げるから商品を値上げできない。このままだと店じまいを覚悟せねばならない」と語りました。
(10月14日 しんぶん赤旗)