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「宝の議席」もっと 名古屋市政動かす論戦/声届ける 共産党の値打ち広げ

市政で党の役割を発揮し、議席を増やそうと語る(左から)さいとう市議、鈴木予定候補=6日、名古屋市

 名古屋市内の日本共産党職場後援会は6日、来春の統一地方選での党躍進をめざして「日本共産党と未来を語るつどい」を名古屋市内で開きました。オンラインも含め約20人が参加し、河村たかし市政の問題点や党市議団のかけがえのない役割など縦横に語り合いました。

 現在4人いる党市議団から、今期で勇退するさいとう愛子市議が、交代する鈴木あやこ予定候補(25)とともに参加しました。

 後援会長が名古屋市政を取り巻く情勢を報告。統一協会問題で、河村市長が「世界日報」のインタビューを受けたことに謝罪も反省もないことや、自民党市議団が関連団体の研修会の政務活動費を支出していたことなどをあげ、「先日行われた南区補選でも『国葬』強行、統一協会との癒着に対する怒りが強くあらわれ、憲法違反だと反対した共産党に期待が寄せられた」と指摘。昨年の市長選では、河村市長が市民の声に押され、「敬老パス」の年730回利用制限の大幅緩和を公約したとして、「市民とともに共産党が論戦し、勝ち取ってきた。公約を守らせるために、市民の声を届ける共産党議席を増やそう」と話しました。

 斉藤市議は、河村市政のもとで人員削減が続けられ、コロナかで多くの職員が長時間労働を強いられるなど「コロナ対策は国以上に後手後手だ」と批判。「6つある常任委員会に市民、労働者の声を届けるために党の議席が必要。『宝の議席』の役割を発揮できるよう躍進させえてほしい」と語りました。

 参加者が市政や共産党への要望を次々と発言。「敬老パスはまさに日本一の制度。市長はすぐ改悪しようとする。日本一の制度を共産党の躍進で市民と一緒に守りたい」、「夫婦別姓もパートナーシップ制度導入も河村市長は言葉ばかり。党の魅力を語り、議席を増やしていこう」、「人の役に立ちたいと入党した初心を思い出した。コロナ対応に追われ、通常業務が遅れている。共産党の躍進で人員を増やしてほしい」と語り合いました。

 鈴木予定候補は「みなさんの要望はどれも切実な願いだと思います。私は昨年、人権問題やLGBT差別などのひどいニュースを目にし、前の職場の夜勤で疲弊していた時、総選挙で、きっぱりモノいう共産党に出会い、希望をもらいました。政治に若い世代の声を届けたいと立候補を決意しました。今度は私が希望を届けていきたい」と決意を語りました。

(10月8日 しんぶん赤旗)