16日告示(25日投票)される名古屋市議南区補欠選挙(定数1)で勝利をめざし、日本共産党前市議の高橋ゆうすけ予定候補(44)は2日、早朝の駅頭から住宅街など終日、キャラバン宣伝を繰り広げました。
市議補選は自民市議の死去に伴うもの。高橋予定候補の他に自民党と地域政党「減税日本」の新人が立候補を予定しています。
高橋予定候補は、「岸田内閣の『国葬』強行は『法の下の平等』『思想の良心の自由』に反する憲法違反。統一協会に関する政府・自民党の関係も議員まかせで調査しない」と批判。「国葬反対、統一協会の徹底追及の声を私に託してください」と強調しました。
市政では「コロナ禍と物価高騰で市民の生活は厳しく医療現場はひっ迫しているのに河村市長は十分な対策をとっていない」と批判。検査キット無料配布、給食無料化、敬老パスの利用制限撤回、介護・国保・後期高齢者保険料引き下げ、ゼロカーボンシティ名古屋宣言などの公約を述べ、「金持ち優遇の減税をやめ、名古屋城天守閣の木造化をやめれば財源はある。命とくらしを守る市政にするため、再び議会で働かせてください」と訴えました。
名鉄柴田駅前で高橋予定候補に声をかけた通勤客は「しばらく国政選挙がないので市議補選は自民党の批判票を入れるいい機会。がんばって」と激励していきました。
(9月3日 しんぶん赤旗)