「国葬」反対を訴えデモをする人たち＝27日、名古屋市中川区
名古屋市中川区の尾頭橋（おとうばし）商店街で27日夜、提灯（ちょうちん）を手に「政府は安倍元首相の国葬をやめよ」と訴えるデモとスタンディングが行われました。
主催は「ちょうちんデモの会」。２０１２年８月から始めて10年になります。毎週水曜日、原発ゼロやロシアのウクライナ侵略など、その時々の重要問題を掲げて実施しています。江上博之名古屋市議も参加しました。
参加者は「国葬反対」、「弔意強制反対」などと書いた手作りのプラカードを掲げ、「国葬やめて」と唱和しながら買い物客らにアピールしました。
デモ終点の尾頭橋交差点で参加者が提灯とプラカードを掲げスタンディング。買い物客や通行人から「がんばって」と声がかけられました。
商店街で買い物をしていた女性（67）は「安倍さんが殺されたのは悲しいが国葬とは別問題。年金引き下げや消費税増税で庶民を苦しめた人。国葬にふさわしい人ではない」。商店主は「国葬費用は全額税金。国葬をやめ自民党葬にするべきだ。コロナ第７波で困っている人たちの支援に国葬費を回すべきだ」と話しました。
（７月２９日 しんぶん赤旗）