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コロナ対策強化求める 愛知県知事に共産党県委

感染症対策課職員に要請書を手渡す(右から)しもおく、わしの、高橋各氏=28日、愛知県庁

 日本共産党愛知県委員会は28日、大村秀章県知事に対し、「新型コロナ感染症の急拡大から県民の命を守る」対策の強化を申し入れました。

 わしの恵子、しもおく奈歩両前県議、高橋真生子党県コロナ対策本部事務局長が参加。感染症対策課の職員が対応しました。

 愛知県の陽性者数は連日1万人を超え、26日は過去最高の1万5315人でした。

要請では、無料PCR検査の実施場所拡大、PCR検査を行う医療機関に支払われる診療報酬の補てん、病院職員の体制確保への支援、医療や介護の従事者へのPCR検査を頻繁に行う、要介護高齢者の陽性者を受け入れる施設の開設、保健所の増設―など8点を申し入れました。

わしの氏は「感染急拡大に加え、新たな株も出ている。無料検査は期間を限定せずコロナ収束まで、予約なしで身近で受けれるようにしてほしい」と訴え。職員は「8月末まで期間を延長し、状況をみてさらに検討したい」と回答しました。

しもおく氏は、介護従事者のPCR検査の頻度を上げること、配食サービスを全ての自宅療養者に行き渡るようにと強く求め、「国待ちにせず、県民の命を守る立場で手を打ってほしい」と話しました。

(7月29日 しんぶん赤旗)