日本共産党愛知県委員会は25日、安倍元首相の「国葬」反対、来年の統一地方選勝利をめざし、県内いっせい宣伝に取り組みました。議員・候補者を先頭に駅頭やスーパー前など100カ所近くで宣伝し、参院選の結果を報告し公約実現に全力をあげると訴えました。
各地で「参院選は残念だったが来年の市議選で巻き返してくれ」、「田村さん、山添さんの当選よかった。共産党の県議回復のため応援する」など激励が相次ぎました。
前回県議選で惜敗した、わしの恵子前県議は名古屋市西区の地下鉄浄心駅前で、地元の党支部員15人と宣伝しました。わしの氏は安倍元首相礼贊の「国葬」に反対を表明し、「改憲の動きが強まっているが『改憲許すな』の一点で改憲阻止に全力をあげる」と強調。愛知県政について「党議席が空白になり、中部国際空港の滑走路計画など大型開発事業が進行している。紹介議員がなく請願数も激減している。県民の声を届けるため党議席が必要。議席獲得へ大きな支援を」と訴えました。
「がんばって」と激励した女性(54)は「県議会は大村秀章知事いいなりの翼賛議会になっている。必ず議会に戻ってほしい」。「国葬をやめるべきだ」と声をかけた男性(62)は「森友や桜を見る会の疑惑について何も説明しなかった人を国葬にするのはおかしい」と話しました。
北区や熱田区で若者らが「応援している。共産党をもっと知りたい」と声をかけ、党員から『しんぶん赤旗』日曜版の宣伝紙を受け取って行きました。名古屋市中村区では他党市議の宣伝と遭遇。参加した党員は「他党も来年の市議選にむけ必死でやっている。宣伝回数を週1回でなく増やしていく」と語りました。
(7月27日 しんぶん赤旗)