愛知県美浜町で21日、日本民主青年同盟日本福祉大学班が、大学近くの奥田公民館で学生に食料支援する「ほこほこ愛知プロジェクト」に取り組みました。一昨年6月から今回で38回目です。
事前に学生アパートに案内ビラを配布。開会前から待っている学生など40人近くが訪れました。
スタッフが「卒業生や地元の人から寄せられた物資です。遠慮なく持っていってください」と声をかけると、「あ、スイカがある。今年初めて食べられる」と歓声をあげて選んでいました。
初めて訪れた1年生は「先輩から聞いて来た。運動部なので食事量が多く食費がかさむ」と話し、5㌔入りの米袋を3袋もって帰りました。ネパールの留学生は「日本は物価が高いので共同生活をしている。小麦粉など高くて大変。ありがとう」と話しました。
若者政治意識アンケートにも多くの学生が応じました。「新型コロナ対策」にチェックした3年生は「介護施設に就職を希望している。施設利用者は高齢者や障害者が多く感染すると重症化する。政府は支援をしっかりやってほしい」と語りました。
スタッフとして参加した1年生は「入学した4月から毎回、手伝っています。みんなが喜ぶ顔をみて嬉しくなります」と言いました。
(7月24日 しんぶん赤旗)