愛知県知立市議選が31日告示(8月7日投票)されます。日本共産党は、7期目をめざす佐藤おさむ予定候補(71)、新人の中島たかし予定候補(77)が現有1議席から2議席確保をめざします。
定数20に、22人が立候補を予定。トヨタ関連の企業が多い地域で、企業系が多数の新人を擁立するなど少数激戦の様相です。
党市議団の提案で、同市では資本金1億円以上の企業に法人市民税超過課税を2006年から実施。20年までの14年間で9億5600万円の税収増で、市民の福祉、教育、社会保障を拡充してきました。
小中学校普通教室へのエアコン設置、スクールソーシャルワーカーの配置、コミュニティバスの75歳以上無料化や低床バスの導入、18歳年度末までの入院医療費無料化など議会に住民の声を届け、公約を実現してきました。
佐藤予定候補は「大型事業優先ではなく、市民目線で市政をただし、誰もが安心できる福祉充実をめざす。医療・介護の負担が増えるなか、国・県にものが言える議会にしていく」と表明。
中島牧子元市議(9期36年)をパートナーとして支えてきた中島予定候補は「会社員時代は、男女の賃金格差の是正など実現してきた。ジェンダー平等や平和問題など市政のチェック役としてがんばりたい」と訴えています。
17日に行われた党演説会には、市内外から多数の支援者が参加し、会場は熱気に包まれました。
党と後援会は、「改憲ノーを知立から」、「大型開発、大企業優先の市政から平和・暮らし安心の市政に」と訴え、対話・支持拡大に全力をあげています。
(7月22日 しんぶん赤旗)