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国はしっかり支援を 民青食料支援「ほこほこ愛知」

大雨の中、多くの学生が訪れた食料支援=19日、名古屋市天白区

 名古屋市天白区の名城大学前で19日、学生に食料支援する「ほこほこ愛知プロジェクト」が行われ、大雨の中を多くの学生が訪れました。日本民主青年同盟愛知県委員会と同名古屋昭和・天白・緑地区委員会の主催。昨年3月から毎月19日に実施し、17回目です。

 スタッフが「地域の人たちから寄せられた野菜や米、レトルト食品です。遠慮せずに持っていってください」と声をかけました。

 開場前から待っていた3年生は「毎月19日はバイト日程を調整して来ている。食料品が値上がりしているので助かる」。大阪市出身の2年生は「新型コロナが再拡大しているので夏休みは帰省しない。もらった米などで自炊して節約する」。初めて訪れた1年生は「初めての1人暮らし。思った以上に出費が多く、食料支援は助かる」と話しました。

 アンケートに多くの学生が応じました。社会問題で気になることに「新型コロナ対策」と書いた工学部3年生は「新型コロナ第7波が起きている。以前のように対面授業からオンライン授業への変更、アルバイトが減るのではないかと心配している。国はしっかり対策をしてほしい」。自公政権について「評価しない」と答えた工学部1年生は「高い学費や給付奨学金拡大に具体的な方針を何も示していないから」と語りました。

(しんぶん赤旗 7月22日)