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若い力で政治変える 愛知 キックオフ集会開く

若者に訴える(正面左から)たけだ、すやまの両氏=5日、名古屋市中区

 「若い力で政治を変えよう」―。名古屋市中区に開設されたJCPサポーター事務所で5日、たけだ良介参院議員(比例予定候補)、すやま初美参院愛知選挙区予定候補を迎えて、「若者キックオフ集会」が開かれました。オンラインを含め25人の青年・学生が参加し、比例5議席を絶対確保し、激戦の選挙区で、すやま候補を勝利させようと決意を固め合いました。愛知県青年学生後援会と民主青年同盟県委員会の主催。

■ たけだ比例予定候補・すやま選挙区予定候補が決意

 決意表明で、たけだ候補は高い学費や生活に困窮する学生、低賃金で働く青年の声を紹介し、「共産党の躍進で学費半額、最賃1500円など若者の願いが実現する政治に変えましょう」と訴えました。すやま候補は「高校生らの運動で髪形規制の校則が変わりました。政治を変えるカギは若い力です。若い力で共産党を伸ばしてください」と強調しました。

 参加した青年学生がスピーチ。今年3月に大学を卒業した若者(22)は「コロナ禍でバイトが無くなり苦労する学生や学費が払えず退学した友人がいる。学費半減や奨学金拡充などが実現するよう友人へ党の支持を呼びかけている」。介護施設勤務の青年は「戦争中は空襲の被害にあい、戦後は復興に尽くした、おじいちゃん、おばあちゃんの話を聞く機会が多い。みなさん戦争のない平和な世界を願っている。平和外交をすすめる共産党を伸ばしたい」と話しました。

 大学1年生は「広島を訪れ原爆の悲惨さを知った。ウクライナ危機に乗じて核共有や核抑止力論が出ているが被爆者の願いを踏みにじるもの。核兵器禁止条約に日本の参加を求める共産党を応援したい」と述べました。

 党県委員会の石山淳一書記長が選挙情勢を報告。民青の古川大暁県委員長がJCPサポーターへの参加、旺盛な宣伝活動、SNSなどの結び付きを活用した支持拡大などの行動を提起しました。

(6月7日 しんぶん赤旗)