日本共産党愛知県委員会は5日、参院選比例で43万票を獲得し、たけだ良介参院議員はじめ比例5議席を絶対確保し、激戦の選挙区からは、すやま初美予定候補を何としても国会に押し上げようと名古屋市で比例・選挙区事務所開きを行いました。
たけだ氏は「9条改憲や敵基地攻撃では平和はつくれない。政治家がやるべきは戦争を起こさせない平和外交だ。党をつくって100年、戦争反対を貫いてきた歴史に学び誇りを胸に必ず勝ち上がりたい」と強調。2期目の国会で、自然環境を壊すリニア中央新幹線工事の中止と明治用水頭首工の大規模漏水から農家を守る支援を実現させるために、力を合わせたいと訴えました。
すやま氏は長時間労働や女性だから能力が発揮できない社会はもう終わりにしようと強調。「私は男女の賃金格差をゼロにします。人間らしく働けるルールをつくって、性別で縛るのではなく誰もが生きやすい社会を実現させる」と訴えました。
高橋まきこ比例予定候補も決意を表明。井上哲士参院議員は参院で環境問題論戦の第一人者として活躍してきた、たけだ氏と、ジェンダー平等へ共同を広げる、すやま氏の魅力を語り「気候危機打開とジェンダー平等はさらに発展させていくべき分野だ」と述べ、支持の拡大を呼びかけました。
岩中正巳県委員長は「文字通りの短期決戦。共産党攻撃の大逆流を押し戻し、党の政策を訴えぬこう」と強調。県後援会の土井敏彦会長があいさつしました。本村伸子衆院議員の音頭で「団結頑張ろう」と唱和しました。
(6月6日 しんぶん赤旗)