愛知県美浜町で26日、日本民主青年同盟日本福祉大学班が、大学近くの奥田公民館で学生に食料支援する「ほこほこ愛知プロジェクト」に取り組みました。一昨年6月から36回目。大雨の中、開会前から待っている学生など30人を超える学生が訪れました。
学生スタッフが「卒業生や地元の人から寄せられた物資です。遠慮なく持っていってください」と声をかけると次々と食料を選んでいました。
社会福祉学部3年生は「お金がないので5月連休は帰省せず下宿で自炊生活。いただいた野菜で料理をつくります」。教育・心理学部2年生は「食料品だけでなく油や調味料も値上げで大変。切り詰めた生活をしているので助かります」と話しました。
若者アンケートで、「消費税を減税」にチェックした4年生は「物価高騰なので消費税分も高くなる。ぜひ下げてほしい」。「最低賃金1500円」にチェックした2年生は「食品が値上がりしてもアルバイト代は上がらない。出費が増えるばかり」と語りました。
スタッフとして参加した1年生は「先輩に誘われて手伝いに来ました。みんなが喜ぶ顔をみて嬉しくなりました」と言いました。
(5月31日 しんぶん赤旗)