日本共産党愛知文化後援会は21日、参院選での党躍進・勝利をめざし、名古屋市中区の繁華街で街頭宣伝に取り組みました。文化・芸術関係者ら15人が参加。「戦争やコロナから文化・芸術を守るため、日本共産党を大きくしてください」と呼びかけました。
あいち文団連の石川久さんは「戦争は多くの人と文化が犠牲になる。国連憲章を守らせ、日本は憲法9条による平和外交をしなきゃいけない」と訴え、詩を披露しました。美術集団8月の池内正之さんは「軍事費をGDP比2%に上げるのではなく、0・1%しかない文化予算をあげるべきだ。誰もが気軽に文化・芸術に触れられるよう、貧困と格差をなくす党への支持を広げてほしい」と話しました。
遠藤隆一事務局長は、「ロシアによるウクライナ侵略に乗じた核共有論は許されない。反戦平和を貫き、文化・芸術を守る党議員を国会に送ってほしい」と語りました。
高橋まきこ党県政策委員会責任者(比例予定候補)が参加し、「戦争になれば、文化・芸術は利用され、壊される。平和に文化・芸術を楽しめるよう比例代表で大きくのばしてほしい」と話しました。
人業(ひとわざ)劇団ひらき座がちんどんを披露。親子連れや買い物客らがウクライナ支援募金に協力しました。女性(75)は「父は戦争から帰ってきてからも、記憶が蘇るたびに、おびえていました。戦争は人を壊します。本当に困っている人たちに届けてください」と話しました。
(5月24日 しんぶん赤旗)