名古屋市北区の団体、個人でつくる「革新・名古屋北の会」は8日、ナゴヤドーム前の地下鉄駅前で、ロシアの侵略に抗議し、ウクライナ支援を呼びかける宣伝を行いました。「憲法改悪を許さない全国署名」にも取り組みました。
参加した60人が「ロシアはただちにウクライナから撤退を」「武力で平和はつくれない」と書いたボードを掲げ、プロ野球の観戦に訪れた人たちにアピール。日本共産党の岡田ゆき子市議が参加しました。
リレートークで名古屋空襲を体験した女性(85)は「ウクライナで逃げ迷う子どもの映像を見ると自分の体験と重なり涙が止まらない。戦争は絶対にやってはいけない」。障害児の母親は「障害者や高齢者は避難できずにロシアの攻撃にさらされている。一刻も早くロシアは撤退を」。病院職員は「病院も攻撃されている。明らかな国際人道法違反で許せない」と訴えました。
球場に向かう観戦者が次々と足を止め募金や署名に応じました。
お小遣いを募金した小学校2年生は「ウクナイナの子どもがかわいそう。せんそうが早く終わってほしい」。ファンチームのユニホームを着た女性(35)は「平和だからこそスポーツが楽しめます。難民の人たちのために役立てて下さい」と
話しました。
「がんばって」と声をかけた男性(54)は「ウクライナ問題を利用して核武装や改憲など物騒な話がでている。絶対に改憲を許してはならない」と語り署名しました。
(5月10日 しんぶん赤旗)