愛知県豊橋市で日本共産党東三地区委員会は24日、すやま初美参院愛知選挙区候補を迎え、「真ん中世代×若者 日本共産党の『?』におこたえします」を開きました。
15人が参加し、気候変動、少子化、消費税など卒直な疑問や質問が出され、すやま氏と意見交換しました。しもおく奈歩前県議が司会をしました。
すやま氏は冒頭、「ロシアのウクライナ侵略は国連憲章、国際人道法に違反。国際世論で包囲し、侵略行為をやめせよう」と強調。安保条約や自衛隊について党の見解を「はてな」リーフでわかりやすく説明しました。
気候危機では「石炭火力発電をやめればいいのか」との質問が出され、すやま氏は「CO2排出量の分野別割合は発電所が38%。工場などが25%。全国で最も多くCO2を排出する碧南火力発電所がある。自公政権は世界の流れに反して大企業のもうけのために石炭火力発電所を延命させよとしている」と応じました。
参加者から「気候危機打開は家庭の取り組みだけでは無理。エネルギーの大転換など政治の責任でやらねばならない」、「省エネ・再エネに舵を切り、気候危機打開に本気で取り組む政治をつくる」などの意見も。
女性から少子化対策を問われ、すやま氏は「政府は高い教育費、男性の長時間労働と女性の家事・育児・介護などに目を向けていない。公的教育費はOECD(経済協力開発機構)加盟38国で最低水準。予算増額など抜本的対策をおこない『安心して産み育てられる社会』をつくる必要がある」と答えました。
しもおく氏が「みなさんの声が政治を変える力になる。参院選で比例5議席,愛知選挙区で、すやま予定候補の議席獲得へ大きな支援を」と訴えました。
(4月27日 しんぶん赤旗)