愛労連(愛知県労働組合総連合)は名古屋市中区伏見のオフィス街で1日朝、フレッシャーズ宣伝に取り組みました。寒の戻りで冷たいビル風が吹くなか労組役員、事務局ら16人が参加し。新入社員にエールを送り、「働くあなたの権利手帳」(全労連2022年版)とビラ入りティッシュを会社員らに配布しました。1時間の宣伝で約1000部配りました。
参加者のリレートークしで竹内創・愛労連事務局長は、愛労連の労働相談について「セクハラやパワハラなどハラスメントの相談が最多」だと紹介。1日から全企業が「ハラスメント対策義務化」の対象となり、ハラスメント相談窓口の設置が必須になったと強調し、「ゆたかに元気に働き続けられる職場環境をみんなでつくっていこう」と訴えました。
坂口敦・愛高教書記長は権利手帳を紹介し、「私たちを守る労働法制を知ろう。手帳には関係法や相談窓口が書いてある。ぜひカバンに入れておいてください」。若井和則・県生協労連議長は「企業に対し、守るべき法律を守れとみんなで声をあげるのが労働組合の役割。ひとりぼっちにならず、やりがいをもって長く元気に働き、暮らせる社会を力を合わせて実現しよう」と呼びかけました。
労働相談ホットライン0120(378)060。祝祭日を除く月~金、午前9時半~午後4時半。
(4月3日 しんぶん赤旗)