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参院選に勢いつける 愛知・東海市議選 現有2議席確保

支援者と当選を喜び合う(前列中央から右へ)坂、加藤両氏=27日、愛知県東海市

 愛知県東海市議選(定数22、立候補28人)が27日投開票され、日本共産党の坂ゆかり氏(56)=現=が18位、加藤典子氏(73)=新=が22位でそろって当選し、現有議席を確保しました。

 かつてない大激戦のなか、どの党派も得票数を減らしました。共産党の合計得票は2196票(得票率5・59)。前回市議選から得票数756票、得票率を1・88㌽減らしました。維新の会の得票を上回り、維新現職が落選しました。

 大勢が判明した深夜、両氏の当選を喜ぶ支援者を前に、3期目の議席を勝ち取った坂氏は「みなさんの力で、再び議会に送りだしてもらった。公約実現に向けて、力を合わせていきたい。夏の参院選勝利、党躍進へさらに勢いをつけていく」と話しました。勇退する近藤美保子市議と交代を果たした加藤氏は「立候補表明が遅れたが、大きな支援に感謝したい。市議として4年間、市民の暮らし応援にがんばりたい」と語りました。

 選挙戦で両氏は、「開発優先から市民生活優先の市政にする」と訴えました。

(3月29日 しんぶん赤旗)