性暴力の根絶を訴える人たち＝12日、名古屋市中区
性暴力根絶を訴えるフラワーデモが12日、名古屋市の「久屋大通公園 希望の広場」であり、ガーベラなどの花や「＃ＭｅＴｏｏ」と書かれたプラカードを手に30人が参加しました。
名古屋市のフラワーデモは２０１９年６月にスタート。コロナ禍でのツイッターデモやサイレントスタンディングを含め今回で34回目です。
呼びかけ人の具ゆりさんは「19年３月、性犯罪事件裁判で無罪判決が続けて出てから４年。フラワーデモが全国各地に広がり、有罪判決が出るなど社会を変えてきたが被害は絶えない。被害の実態にあった刑法にかえよう」と訴えました。
参加者が「性暴力の被害にあった。デモに何回も参加することによって、諦めかけていた自分自身が励まされた」、「性暴力加害者の否認や責任転嫁は許されない」、「おかしいことにはおかしいと声をあげよう」と語りました。
ツイッターで知り駆けつけた病院職員（62）は「映画監督が女優に性暴力をおこない映画の公開が中止になったと報道されていた。これだけ社会問題になっていても性暴力が横行している。黙っていられないと参加した」と話しました。
すやま初美日本共産党参院愛知選挙区予定候補が参加しました。
（３月１５日 しんぶん赤旗）