名古屋市中川区の尾頭橋(おとうばし)商店街で23日夕方、提灯(ちょうちん)を手にしたデモが行われ、参加者が「ロシアはウクライナ東部地域『独立』承認と派兵指令を撤回せよ」と訴えました。
主催は「ちょうちんデモの会」。2012年8月から、その時々の重要問題を掲げ、毎週水曜日に実施。日本共産党の江上博之市議も参加しました。
寒風の中、参加者は「ロシアはウクライナ侵略をやめよ」、「3・11を忘れない」などと書いた手作りのプラカードを掲げ、「戦争反対」「原発なくせ」と唱和しながら買い物客らにアピールしました。
ほぼ毎週参加している男性(77)は「誰がみてもロシアの主張はおかしい。武力で領土を奪うなど許されない。日本政府はロシアに毅然と対応してほしい」と話しました。
商店街で買い物をしていた男性(64)は「ニュース報道だとロシアはウクライナが攻撃を仕掛けたと言っている。旧日本陸軍が仕掛けた満州事変と同じで自作自演ではないのか。国連が中心になって平和的に解決してほしい」と語りました。
(2月25日 しんぶん赤旗)