愛知県美浜町で日本民主青年同盟日本福祉大学班が17日、学生食料支援「ほこほこ愛知プロジェクト」に取り組みました。一昨年6月から始め33回目。寒風が吹く中、奥田公民館に40人を超える学生が訪れました。
学生スタッフが「卒業生や地元の人から寄せられた物資です。遠慮なく持っていってください」と声をかけると次々と食料を選んでいました。
社会福祉学部3年生は「コロナ感染拡大で春休みの帰省はやめました。帰省予定だったので1月末にアルバイトを辞め、新しいアルバイトを探しています。切り詰めた生活をしているので助かります」。教育・心理学部2年生は「部活のため帰省ができません。部活でアルバイトも出来ず生活は大変です。遠慮なく野菜や米をもらっていきます」。利用するのは3回目という外国人留学生は「コロナ感染が少ない2年前に来日しました。感染が怖いので一度も帰国していません。日本は物価が高いし、留学生はアルバイトの時間制限があって生活が大変。お米ありがとう」と話しました。
4月に入学する高校3年生は「入学試験の時に食料支援を知りました。いい取り組みと思ってスタッフとして手伝いに来ました。先輩がお礼の言葉をかけてくれ嬉しかったです。入学後も手伝いたいです」と語りました。
(2月19日 しんぶん赤旗)