日本民主青年同盟愛知県委員会は10日、大学が多くある日進市竹の山地区で、学生に食料支援と生活相談をする「ほこほこ愛知プロジェクト」を実施し、冷たい雨が降る中、60人を超える学生が訪れました。同地区では7回目です。
開始前に10人近くが並びました。学生スタッフが「地元の人たちから寄せられた物資です。遠慮なくもって行ってください」と声をかけると、学生が次々と駆け寄り、米や野菜、レトルト食品、日用品などを選び受け取っていました。
名古屋学芸大2年生は「まん延防止等重点措置が愛知県に適用され、アルバイト先の飲食店が休業になりました。バイト収入がなくなったので食料支援は助かります」。名古屋外国語大2年生は「寒波で暖かい鍋物を作る日が多いです。いただいたスープや野菜で作ります」。愛知淑徳大3年生は「パンやカップ麺などの値上がりが続いているので食料支援は嬉しい」と話し、レトルト食品を袋いっぱいに詰めていました。
初めてスタッフとして参加した1年生は「昨年は食料を受け取る側でした。みんなの喜ぶ顔を見て、何か手伝いたいと思いスタッフとして参加しました」と話しました
(2月12日 しんぶん赤旗)