日本共産党愛知県員会と党名古屋市議団は4日、受験シーズンにおける痴漢防止と被害者の救済について名古屋市交通局に緊急申し入れを行いました。党県ジェンダー平等委員会のすやま初美責任者(参院愛知選挙区予定候補)、田口一登、江上博之、岡田ゆき子市議らが参加。勝野泰成電車部長が応対しました。
申し入れは▽駅係員の増員、車内の巡回警備など地下鉄の対策強化▽痴漢被害への迅速な対応、遅刻した場合の証明書などの発行―などの4項目です
すやま氏らは「痴漢はもっとも身近な性暴力であり犯罪。絶対に許されない」、「最近、インターネットやSNSで受験生をねらった痴漢行為を煽る投稿が増えている。入学試験日に痴漢を行うとは極めて悪質。市として痴漢防止の積極的対応を」、「地下鉄での痴漢や盗撮被害の実態調査を行ってほしい」と訴えました。
勝野部長は「警察とも相談し、車内アナウンスなど防止対策をとっている。被害にあい試験に遅刻や欠席した場合、被害者の申し出に対し証明する」と答えました。
(2月8日 しんぶん赤旗)