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9条守ろう 改憲阻止へ署名広げる

憲法改悪阻止を訴える参加者と署名する市民=3日、名古屋市中川区

 名古屋市の「改憲NO!中川総がかり行動」実行委員会は3日、節分祭でにぎわう中川区荒子観音前で「憲法改悪を許さない全国署名」に取り組みました。新婦人や年金者組合、革新懇のメンバー、江上博之市議ら15人が参加しました。

 参加者は「自民党は改憲に向けた運動を進め、夏の参院選で改憲を主要な争点にしようとしている。日本維新の会も改憲をめざしている。再び戦争をしないために署名に協力を」と呼びかけました。

 1時間で73人が署名しました。孫と訪れた女性(62)は「岸田首相は自民党の中では『ハト派』と言われていて少し期待もあった。安倍元首相と同じような改憲発言に失望した」。「寒い中、大変だね」と声をかけた男性(74)は「残留日本兵の横井庄一さんがグアムから帰って50年。帰国後は中川区に住んでいた。横井さんの苦難を思うと平和憲法は必要」と話しました。

 実行委員会世話人の小玉新吉氏は「昨年から月3回、駅頭やスーパー前などで新署名に取り組んでいる。改憲阻止へ草の根の運動を広げていく」と語りました。

(2月5日 しんぶん赤旗)