ニュース

モノ言う共産党議席必要 しもおく候補と本村議員が宣伝 愛知県議補選・豊橋市区

「県議会へ押し上げてほしい」と訴える、しもおく候補(中央)と本村議員(右)=30日、愛知県豊橋市

 2月6日投票の愛知県議補選・豊橋市区は定数2を3人で争う大激戦。全国唯一の党県議空白克服をめざす、日本共産党のしもおく奈歩候補(34)は連日、「県民の声を聞く県議会にしていく」と訴え、支持を広げています。30日には、本村伸子衆院議員が応援に駆け付け、しもおく候補とともに豊橋駅前の商店街など2カ所で支援を訴えました。

■ 県民後回し県政変える

 しもおく候補は、新型コロナ第6波のピークが見えない中、自宅療養者が増え続けていることにふれ、「県に何度も対策強化するよう求めてきたが、大村県政は大企業支援を優先し、県民の暮らしを後回しにしてきた」と批判。医療現場は通常医療を制限し、コロナ対応に追われていると指摘し、「医療現場は『やればやるほど赤字、職員は疲弊しきっている』と悲鳴をあげている」と強調。豊橋市内への宿泊療養施設開設、保健所の体制強化など実現していくと訴え、「議席を復活し、県民の声、暮らしの切実な声を議会に届けていく。そのために、支援を一回り、二回りと広げてください」と呼びかけました。

 本村議員は、愛知県は全国2位の財政力があるにもかかわらず、人口10万人あたりの医師数は38位、保健師は40位、一般病床は45位だと指摘。「党議席空白の大村県政のもとで放置されてきた。しもおく候補を県議会に送り、県政を変え、国の悪政にモノいう県議会に転換していこう」と呼びかけました。

 しもおく候補の訴えに、商店街では「がんばってください」と手を振る若者や立ち止まり訴えを聞く人の姿が見られました。

 補選には、前市議で無所属(新政あいち、連合愛知推薦)の広田勉氏、減税日本(愛知維新の会推薦)の竹上裕子氏が立候補。

党と後援会は「オール与党の県議会を変えるため、モノ言う共産党議席は絶対必要。しもおく候補を県議会に押し上げてください」と総力を挙げています。

■ 小池書記局長が3日に応援演説

 小池晃書記局長が2月3日(木)午後4時から豊橋駅前で応援演説します。ユーチューブでオンライン中継します。

(2月1日 しんぶん赤旗)