愛知県尾張東部地域の民青同盟学生班は6日夜、日進市内で日本共産党のすやま初美参院愛知選挙区予定候補を囲むつどいを開き、コロナ禍での学生生活やジェンダー、参院選への思いなど縦横に語り合いました。ごとうみき市議が同席しました。
■ 学費や就職 不安なこと
尾東地域では、コロナ禍での食料支援や相談活動、総選挙、学生向けのつどいを通じて学生が次々と民主青年同盟に加盟しています。つどいには、大学3年生と1年生の2人が参加しました。
学生生活について2人は、対面授業が再開したことや、コロナ感染が落ち着きバイトや遊びに出かけられたことを述べ、「やっと学生らしい生活ができた」とうれしそうに話す一方で、就職や学費、将来の働き方などの不安を語りました。
学費の話題で1年生は「学費は親が払ってくれているけど、高くてごめんなさいと思っている」と語り、すやま氏は「日本は高等教育へかける予算が先進国最低水準。学費は上がり続けているのに、親世代の収入は実質的に下がり大変。予算は政府の姿勢次第で変えられる」と丁寧に答えました。
■ モヤモヤとジェンダー
すやま予定候補は、共産党のジェンダー平等社会への取り組みを紹介し、学校やバイト先など暮らしの中で感じるジェンダー問題について交流。3年生は「弟は今年高校受験。親は『男なんだから電車に乗らず自転車で行け』と言っている。『男だから』はモヤモヤしている」と話しました。
就職活動している3年生がセクハラ問題にふれて「セクハラを禁止する法律って作れないんですか」と質問。すやま氏は「共産党は職場のハラスメント行為を禁止する法整備を求めている。当事者の立場でモノが言える国会議員が増えれば希望が見えてくる」と強調。3年生は「国会議員って男の人ばかりですよね。女性をもっと増やしたい」と応じました。
■ 1票の価値 考えてみた
参院選について、3年生は「共産党の政策は学生に寄りそっている。学生にも共産党への偏見はあるが、中身を知らないだけで、知ってもらえれば響く」、1年生は「選挙権がない時は1票にどれだけ価値があるか考えたこともなかった。1票を大事にしたいし、周りにも広めたい」と語りました。
参加した学生は「すやまさんは先頭でやってきたから、ジェンダーの話がすごくわかりやすかった」と語りました。
(1月8日 しんぶん赤旗)