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ジェンダー平等は政治課題 すやま予定候補囲みつどい

参院選勝利への決意を表明するすやま予定候補(正面)=12日、愛知県小牧市

 日本共産党のすやま初美参院愛知選挙区候補は12日、愛知県大口町支部の「すやまさんを囲むつどい」に参加し、後援会員や初めてすやまさんの話を聞く人たち20人と交流しました。高齢参者からジェンダー平等について率直な質問が次々だされ盛り上がりました。

 すやま氏はジェンダーとは社会的・文化的につくられた性差別であり、「男は会社のために24時間働け」「育児、炊事、洗濯は女の仕事」といった、個人の尊厳を無視して「男だから、女だから」という風潮がつくられてきたと指摘。党中央の「ジェンダーパンフ」を示し、「賃金格差や国会議員の男女比、女性管理職など表したジェンダーギャップ指数は先進国でダントツ最下位」と紹介。「ジェンダーによって、男女ともに生きづらさを感じている。『自分らしく生きたい』と願う人に心から寄りそい、ジェンダー平等社会の実現に力を尽くしていく」と答えました。

 総選挙で実施した重点政策を聞く街頭アンケートで、コロナ対策や消費税減税、最低賃金にジェンダーが並んだことを紹介。「私自身も驚いた。ジェンダー平等が政治的課題になり、多くの人が求めている。人権問題として参院選でもしっかりと訴えていきたい」と話しました。

 すやま氏は、総選挙で初めて政権に挑戦する新しいステージに入り、政財界・支配勢力からかつてない攻撃が繰り広げられている。それを打ち破る執念が必要」と強調。「岸田自公政権や補完勢力による改憲策動が強まるなかで、改選数4の愛知で負けるわけにはいかない。支持を広げて、国会に送りだしてほしい」と訴えました。

 参加者から「日本共産党との出会いは?」、「中国共産党と一緒という人への反撃は」、「後期高齢者の医療費2倍化は許せない。絶対止めてほしい」など質問が出され、すやま予定候補は一つひとつ丁寧に答えました。

 参加した男性は「すやまさんの話は初めて聞いた。やわらかい口調だが芯がしっかりしている。頼りになるね。聞けてよかった」と語りました。

 すやま氏は、名古屋市北区、中川区のつどいにも参加し、ジェンダー平等社会めざし参院選勝利の決意を語りました。

(12月17日 しんぶん赤旗)