自民党市議辞職に伴う名古屋市議東区補選(改選数1、立候補4人)が26日告示(12月5日投票)され、日本共産党のむらせ和弘候補(50)=新=が第一声をあげました。
党の現有議席は5議席。むらせ候補は、市議会6常任委員会すべてに配置できる6議席をめざします。第一声には、すやま初美参院愛知選挙区候補が応援に駆けつけました。
むらせ候補は、「民主主義破壊、くらし、福祉切り捨ての河村市政と正面から対決し、市民の命をまもり、不正をただす日本共産党の宝の議席を東区から」と強調。河村たかし市長による92億円もの「市民税減税」は市民の半数に恩恵がない「金持ち減税」だと指摘。「市に入るお金を減らし、公的施設削減など市民サービスを切り捨てている。『金持ち減税』をやめ、リニア開業をあてにした都心開発や名古屋城木造化の見直しで市民サービス向上、暮らし応援の市政に転換する」と強調。「保健師増員、敬老パス回数制限ストップ、小学校給食無料、知事リコール不正の徹底解明に全力をあげる」と訴えました。
すやま氏は「岸田首相は『改憲実現本部』に名称変更し、改憲をいっそう強めている。憲法破壊許さず、ジェンダー平等社会をめざし、東区から悪政ノーの声をあげよう」と呼びかけました。
(11月27日 しんぶん赤旗)