「憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO!あいち総がかり行動実行委員会」は、名古屋市内で集会を開き、総選挙の結果を受けて今後の運動にどう取り組んでいくかを交流しました。会場、オンライン合わせて200人以上が参加しました。
共同代表の中谷雄二弁護士が基調講演しました。総選挙の結果について「当選率の上昇や惜敗率がきん差だったことなどから『一本化』の意味は大きく、共闘がなければ小選挙区での勝利はあり得なかった」と指摘。「国会内外での運動を強めるために、市民運動を発展させ野党議員へエールを送ろう。私たち一人ひとりが憲法の価値を語ることで実力をつけ、参院選勝利をめざそう」と話しました。
各分野から6人が発言。瑞穂区の見崎徳弘さんは地域での活動を紹介し、「市民運動が野党候補を伸ばしたのは間違いない。権力の攻撃は激しくなる。がっかりしても、共闘の歩みを止める時間はない。地域、職場から運動を強めよう」。環境活動家のフンク・カトリンさんは「未来のためにできることから始めよう。一人の百歩より百人の一歩で、持続可能な社会にしていこう」。水谷陽子弁護士は「ジェンダー平等が初めて争点になった。ジェンダーは健康的に生きていけるのか、命にかかわる問題。さらに具体化させていこう」と語りました。
(11月21日 しんぶん赤旗)