愛知県内の医師5人が2日、名古屋市中区の繁華街でマイクを持ち、「くらしと医療を支える政治へ、総選挙で政権交代を」「比例は日本共産党」と呼びかけました。
■ 政策実現へ共産党躍進ぜひ 〝安倍コピー政治終わりに〟と激励も
「日本共産党を支援する愛知医師・歯科の会」のメンバーです。長内史子・衆院東海比例候補とともに街頭宣伝しました。看護師の岡田ゆき子名古屋市議が司会をしました。
名古屋市南区の名南病院小児科医の吉岡モモさんは「PCR検査やワクチン接種などでスタッフを確保せざるをえず、診療抑制で患者が減少し、病院経営は大変なのに、国の支援はまったく不十分です。政治の根本から変える必要があります」と訴えました。
南区のふれあい病院の早川純午医師は「学術会議任命拒否、PCR検査やワクチン接種の遅れなど自公政権は科学を軽視してきました。無料のPCR検査など科学的な政策を掲げる共産党をのばしましょう」。
北区の開業医・浅海嘉夫さんは「日本の医師・看護師不足は深刻です。千人当たりの医師数はOECD諸国の平均が3・5人なのに日本は2・4人で13万人不足しています。看護師は100病床当たりOECD諸国平均316人に対し、日本はわずか90人です。医療ひっ迫は自公政府の責任です。医師・介護の充実を求める共産党躍進で政治を変えましょう」と訴えました。
岐阜県多治見市で開業している池庭誠さんは「自民党は後手後手になったコロナ対策の検証や反省もしていません。緊急事態宣言解除後の対策も不明確です。感染の第6波が懸念される今こそ、大規模検査が必要です。自民党政権を終わらせ安心・安全な医療をつくりましょう」。
医師・歯科医師の会代表世話人の板津慶幸さんは「共産党など野党4党が市民連合と共通政策に合意しました。その政策を実現するため、共産党と立憲民主党が政権協力で合意しました。ワクワクする思いでいっぱい。野党共闘の要の共産党を大きくして下さい」と呼びかけました。
長内氏は「自公政権は医療・社会保障予算を減らし続けてきた。一方で軍事費は増えてきた。予算の使い方を変え、国民の暮らしと命を守る政治の転換へ『比例は共産党』の声を広げて下さい」と強調しました。
「がんばって」と激励した女性(64)は「岸田文雄さんはじめ党役員や大臣候補は安倍元首相に近い人ばかり。政策も安倍さんのコピーみたい。しっかり野党は共闘して自民党を倒してほしい」と話しました。
(10月6日 しんぶん赤旗)