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民青食糧支援に学生「助かる」

多くの学生が利用した食糧支援=9月30日、愛知県日進市

■ 米が尽きかけていた

 日本民主青年同盟愛知県委員会は9月30日、名古屋外国語大学、椙山女学園大学、愛知淑徳大学などがある日進市竹の山地区で、学生に食料支援と生活相談をする「ほこほこ愛知プロジェクト」を実施し、100人を超える学生が訪れました。同地区では5回目。

 小雨が降る中、開始前から30人以上が並びました。学生スタッフが「地元の人たちから寄せられた物資です。遠慮なくもって行ってください」と声をかけると、学生が足を止め、米や野菜、レトルト食品、日用品などを学生スタッフらから受け取っていました。

 名古屋外国語大学3年生は「夏休みは帰省せずアパートで自炊。米が尽きかけていたので助かります」と嬉しそうに5㌔入り米袋を二つ持って帰りました。愛知淑徳大学2年生は「お父さんの給料が減り、お母さんは家計の遣り繰りに苦労しています。米や野菜を持って帰るとお母さんが喜びます」と話しました。

 学生実態アンケートにも多くの学生が応じました。名古屋外国語大学3年生は「語学留学が楽しみで入学したけど行ける見通しがない。ワクチン接種もまだ。国はコロナ対策をしっかりしてほしい」と語りました。

 学生スタッフは「4月の最初の食料支援を利用しました。いい取り組みをしていると思い3回目から手伝っています。雨が降り何人来るか心配していましたが、こんなに大勢が来てくれて、実施してよかったです」と話しました。

(10月2日 しんぶん赤旗)