労働者や医療団体でつくる「医療・介護・保健所の削減をやめて! いのちをまもる緊急行動」が5日、全国で一斉におこなわれました。
■ 国民のための政治に
愛知県では8カ所で緊急宣伝が行われ、スタンディング宣伝が繰り広げられました。名古屋市中区の金山総合駅前では40人の医療・介護労働者らが参加。日本共産党の、もとむら伸子衆院議員(東海比例予定候補)が駆けつけました。
参加者は「医療崩壊を立て直せ」、「安心・安全の医療・介護」と書いた横断幕や団扇を掲げ、医療・介護の充実を求める署名の協力を呼びかけました。
矢野彩子・愛知県医労連書記長、丹羽典彦・年金者組合愛知県本部委員長らがスピーチ。「新型コロナの感染大爆発で保健所や病院は限界寸前。自公政権が病床数削減、医療・福祉従事者を減らしてきたのが原因。医療崩壊は政治の責任」、「75歳以上の窓口負担2倍化、マクロ経済スライドによる年金削減は許せない」と訴えました。
もとむら議員は、大規模検査や医療体制強化など新型コロナから命を守る党の緊急提案を紹介し、「市民と野党の共闘で、国民の命を守る政治へ政権交代をめざします」と連帯のあいさつをしました。
署名した砂川恵理子さん(67)は「コロナ対策が急がれる時に自民党もマスコミも総裁選で大騒ぎ。こんな政治は早く変えて、国民のための政治をしてほしい」と話しました。
(9月7日 しんぶん赤旗)