日本共産党の、もとむら伸子衆院議員(東海比例予定候補)、井上さとし参院議員は5日、名古屋市中区の繁華街で、菅義偉首相の退陣表明を受けて緊急街頭宣伝を行い、総選挙勝利を訴えました。
もとむら氏は「菅首相の政権投げ出しは、コロナ対策の無為無策、高齢者の医療費2倍化など国民への負担押し付けに、国民の世論と運動に追いつめられた結果」と指摘。野党が共同して4年間に69法案を提出し、数々のコロナ支援策が実現したと紹介し、新型コロナの大規模検査や医療体制の強化など党の政策を紹介し、「自公政権を終わらせ、国民の命と暮らしを守る野党連合政権へ全力をつくす」と語りました。
井上氏は「安倍前首相に続き、菅首相も政権を投げ出した。同時に政権を支えてきた自民党、公明との責任が問われる」と強調し、「市民と野党の共闘を進め政権交代するため、共闘の要の日本共産党を伸ばしてほしい」と訴えました。
訴えを聞きスマホで撮影していた越智均さん(57)は「菅首相の後任が誰になっても自民党の政権だと期待がもてない。前回選挙は共産党以外の野党に投票したが、この間の野党共闘に苦労しているのがよくわかった。共産党に投票する」と話しました。
(9月6日 しんぶん赤旗)